ダイエット中でも楽しめる!栄養バランス抜群の食事メニュー
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2025 / 10 / 05
最終更新日:2025年10月13日
はじめに
ダイエットと聞くと「食事制限」「我慢」「サラダばかり」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。
確かに摂取カロリーを抑えることは減量に欠かせない要素ですが、ただ量を減らすだけのダイエットは続かず、リバウンドの原因になってしまいます。
大切なのは「栄養をしっかり取りながら、自然にカロリーを調整できる食事法」を身につけることです。
この記事では、無理なく続けられるダイエット食事メニューを朝・昼・夜に分けて紹介し、実際に1週間の献立例もまとめていきます。
1. タンパク質を意識する
ダイエット中は「筋肉を落とさず脂肪を落とす」ことが重要です。
筋肉は基礎代謝(=何もしなくても消費するエネルギー)の大部分を担っています。
食事制限だけでタンパク質が不足すると、筋肉が分解され、結果的に代謝が落ちて痩せにくい体に。
おすすめの摂取量
体重1kgあたり1.2〜1.6gを目安に。例えば体重60kgの人なら1日70〜90g程度。
取り入れやすい食品例
- 鶏むね肉、鶏ささみ
- 赤身の牛肉や豚ヒレ肉
- 魚(特にサーモンやサバなど脂質も良質)
- 卵(1日2個程度なら問題なし)
- 豆腐、納豆、枝豆など大豆製品
- ギリシャヨーグルト、低脂肪チーズ
工夫ポイント
- 毎食にタンパク源を1品必ず入れる
- 外食では丼ものより定食を選ぶと、肉や魚が主菜にあるので取りやすい
2. 野菜・きのこ・海藻でかさ増し
野菜類はビタミン・ミネラルを補うだけでなく、豊富に含まれる食物繊維によって血糖値の急上昇を防ぎます。
血糖値がゆるやかに上がると、インスリンの分泌も穏やかになり、脂肪が体に蓄積されにくくなるため、ダイエット効果が高まりやすいのです。
おすすめの食材例
- 野菜:ブロッコリー、キャベツ、トマト、ほうれん草、パプリカ
- きのこ:しめじ、舞茸、えのき、エリンギ(うま味成分で満足感アップ)
- 海藻:わかめ、もずく、昆布、ひじき(ミネラル補給も◎)
工夫ポイント
- 毎食、両手いっぱい分の野菜を目標に
- 生サラダだけでなく、スープや温野菜にするとかさが減り食べやすい
- 野菜の最初食べを意識すると、血糖値の上昇が緩やかになり太りにくい
3. 糖質は“質”と“量”を選ぶ
炭水化物は体にとって主要なエネルギー源であり、脳や筋肉を動かすために欠かせない栄養素です。
完全にカットしてしまうと、集中力が低下したり、疲れやすくなったり、イライラしやすくなるなど、心身の不調につながってしまいます。
おすすめの炭水化物
- 玄米、雑穀米
- オートミール
- さつまいも、じゃがいも
- 全粒粉パン、ライ麦パン
- そば(うどんより血糖値が上がりにくい)
工夫ポイント
- 夜は活動量が少ないので、昼より軽めにする
- ご飯は「お茶碗に軽く1杯(100〜120g)」が目安
- 白米しかない場合は「よく噛んでゆっくり食べる」だけでも血糖値の急上昇を抑えられる
4. 脂質は良質なものを適量
脂質はカロリーが高い(1g=9kcal)ので「太る原因」と思われがちですが、実は体にとってとても大切な栄養素です。
ホルモンを作る材料になったり、細胞の膜を丈夫にしたり、さらには脂溶性ビタミン(=油と一緒にとると吸収がよくなるビタミン)の吸収を助ける役割も担っています。
おすすめの良質な脂質
- オリーブオイル(調理やドレッシングに)
- アボカド
- ナッツ類(無塩・素焼き)
- 青魚の脂(EPA・DHA)
- 亜麻仁油、えごま油(サラダにかけると◎)
避けたい脂質
トランス脂肪酸:人工的に作られた油
→マーガリン、菓子パン、揚げ物
加工食品やインスタント食品に多い飽和脂肪酸
飽和脂肪酸:常温で固まりやすい脂
→肉の脂身やバター、ラード、チーズなど
トランス脂肪酸も飽和脂肪酸もどちらも体に入ると悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化や心臓病のリスクを高めるためきをつけ摂取していきましょう!
工夫ポイント
- ナッツは1日20g程度(手のひらに軽く一握り)
- 揚げ物は週1回程度までに
- サラダ油をオリーブオイルに置き換えるだけでも効果的
5. 水分補給を忘れない
水分は代謝や消化に欠かせないだけでなく、体温調節や老廃物の排出にも大きな役割を果たしています。
水分が不足すると血流が悪くなり、体に栄養や酸素が行き届きにくくなるため、結果的に脂肪燃焼の効率も下がってしまいます。
さらに便秘やむくみ、肌荒れの原因にもつながるので、ダイエット中は特に意識してこまめに水を飲むことが大切です。
目安
- 1日1.5〜2L(コーヒー・お茶も含めてOKだが、水が基本)
- 運動時はさらに500ml〜1L追加
工夫ポイント
- 朝起きたらまずコップ1杯の水
- 食事前に水を飲むと食べ過ぎ防止になる
- 炭酸水やハーブティーを取り入れると飽きない
6. 食べる順番とタイミングも大事
栄養素だけでなく「いつ」「どう食べるか」という食べ方の工夫も、ダイエットを成功させる大きなカギになります。
どんなに栄養バランスが良い食事でも、食べる順番や時間帯を意識しないと血糖値が急に上がったり、脂肪がたまりやすくなったりして効果が半減してしまうのです。
■ 食べる順番
おすすめは 「野菜 → タンパク質 → 炭水化物」 の流れ。
- 野菜やきのこ、海藻に含まれる食物繊維を最初に食べることで、糖質の吸収がゆるやかになり血糖値の急上昇を防ぎます。
- 次に肉や魚、豆腐などのタンパク質をとると、満腹感が高まりやすく、ドカ食いを防げます。
- 最後にご飯やパンなどの炭水化物を食べれば、必要なエネルギーを補給しつつ、脂肪として蓄積されにくくなります。
■ 食べるタイミング
- 朝食:1日の代謝を上げるスイッチになるので必ずとるのがおすすめ。
抜くと体が「エネルギー不足モード」になり、昼以降に食べすぎやすくなります。 - 昼食:活動量が多い時間帯なので、炭水化物もある程度しっかり摂ってOK。
午後のパフォーマンスを高めます。 - 夕食:夜は代謝が下がるので、炭水化物は控えめにして消化の良いメニューを意識すると、翌朝の体も軽くなります。
- 間食:おすすめは15〜16時ごろ。
この時間は体内時計的に「脂肪をため込みにくい」タイミングとされていて、少しの果物やナッツ、ヨーグルトなら安心して取り入れられます。
■ ポイント
- 夜21時以降はできるだけ食べない(寝る前に消化が追いつかないと、脂肪になりやすい)。
- 空腹をガマンしすぎず、タイミングを決めて少量食べると暴食防止になる。
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②一日でのおすすめ三食メニュー
1.朝食のおすすめメニュー
朝食は、一日の代謝をスタートさせる大事なスイッチです。
特にダイエット中は「食べない」よりも「正しく食べる」ことが重要。朝食を抜くと血糖値が不安定になり、昼食や夕食で食べすぎてしまう原因になります。
逆に、栄養バランスの整った朝食をとることで、体温や代謝が上がり、集中力も高まりやすくなります。
ポイントは 「タンパク質・炭水化物・ビタミン・ミネラルをバランスよく取り入れること」
たとえば以下のような組み合わせがおすすめです
- オートミール+ヨーグルト+フルーツ
食物繊維と乳酸菌で腸内環境を整えつつ、低GI食品で血糖値も安定。 - 卵と野菜のスープ+全粒粉パン
卵のタンパク質と温かいスープで満腹感を得ながら代謝アップ。 - 和朝食(焼き魚+納豆+味噌汁+玄米)
日本の伝統的な朝ごはんは、バランスが良く腹持ちも抜群。
忙しい朝でも、前日の夜に下ごしらえしておけば数分で用意できます。
ダイエットは「続けること」が何より大切。
自分の生活リズムに合わせて無理なく朝食を取り入れるのが成功の秘訣です。
2.昼食のおすすめメニュー
昼食は、一日の中でもっとも「活動量が多い時間帯」に食べる食事です。
朝から体を動かしたり、頭を使ったりすることでエネルギーを消費しているため、昼ごはんでしっかり栄養を補うことが大切です。
逆に、昼を軽く済ませすぎると午後にエネルギー不足を起こして集中力が落ちたり、夕方に強い空腹感が出てドカ食いにつながったりします。
つまり、昼食は「しっかり食べてOK」なタイミングなのです。
ただし注意すべきなのは 脂質と糖質のとりすぎ。
カロリーの高い揚げ物や大盛りご飯を選んでしまうと、せっかくのエネルギー補給が「脂肪の蓄積」につながってしまいます。
ダイエット中の昼食は「高タンパク・低脂質・適度な炭水化物」の3点を意識すると失敗しません。
以下の組み合わせがおすすめ
- 鶏むね肉のグリル+白米+彩り野菜サラダ
鶏むね肉は高タンパク・低脂質の代表格。オリーブオイルとレモンを使ったサラダを添えれば、消化も良く満足感もしっかり得られます。 - サーモンとアボカドのポキ丼(雑穀米ベース)
サーモンの良質な脂(オメガ3)とアボカドの不飽和脂肪酸は、代謝や美容にもプラス。白米を雑穀米にするだけで食物繊維と栄養価がアップします。 - 豆腐ときのこのヘルシー丼
豆腐を崩してひき肉風に使い、きのことブロッコリーを合わせて丼に。ヘルシーなのにボリュームがあり、午後も軽やかに過ごせます。
3.夕食のおすすめメニュー
夕食は一日の食事の中でも特に「体に蓄積されやすい時間帯」にあたります。
なぜなら夜は活動量が少なく、寝るまでの間に食べたエネルギーを消費しきれないからです。
そのため夕食の内容や食べ方次第で、翌日の体調や体重の変化に大きな影響が出ます。
プラスとして「炭水化物は昼より軽めに」・「高タンパク・低脂質を意識」・「野菜・きのこ・海藻をたっぷり」・「消化の良さを優先」こちらの4つのポイントを意識していきたいところです!
以下の組み合わせがおすすめ
・白身魚の蒸し料理+温野菜+少量の玄米
消化の良い白身魚は夜にぴったり。レモンやハーブを加えると、味付けを控えめにしても満足感が出ます。
・豆腐ハンバーグ+きのこソテー+わかめスープ
豆腐を混ぜたハンバーグはカロリーオフでボリューム満点。きのこの香りと歯ごたえで満腹感もアップします。
・鍋料理(野菜・きのこ・海藻たっぷり)
鍋は低カロリーで野菜を大量にとれる理想的な夕食。豚しゃぶ、鶏団子、魚などを加えるとタンパク質も確保できます。〆は雑炊を少量にすれば栄養バランス◎。
・スープごはんスタイル
具だくさんのスープに、雑穀ご飯を少しだけ加えると、体が温まり満腹感も得られます。胃にやさしいので夜遅い夕食にも向いています。
夕食は「軽め・消化に良い・野菜多め・炭水化物少なめ」が鉄則です。朝と昼でしっかり栄養をとっておき、夜は体を休める準備をするようなイメージで食べると、ダイエット効果がグッと高まります。
③続けるための工夫
ダイエットの食事法は「短期間で頑張る」よりも、「無理なく長く続ける」ことが成功のカギです。
最初はやる気で頑張れても、ストレスがたまったり面倒に感じたりすると、どうしてもリバウンドしやすくなります。
ここでは、毎日の生活に自然と取り入れられる工夫を紹介します。
調理をシンプルにする
凝った料理を毎日作ろうとすると、時間も手間もかかって続きません。
- 「焼く・茹でる・蒸す」を基本にする
- 味付けは塩・胡椒・レモン・ポン酢などシンプルに
- 鍋料理やスープを活用すると、一度で野菜もタンパク質もとれる
「料理が面倒=ダイエットが続かない」に直結するので、できるだけ負担を減らしましょう。
作り置きを活用する
毎回ゼロから準備するのは大変なので、作り置きが大きな助けになります。
- 週末に「ゆで鶏」「野菜スープ」「サラダチキン」をまとめて準備
- 茹で卵やカット野菜を常備しておくと、すぐに一品追加できる
- 小分けにして冷凍しておけば、忙しい日も電子レンジで温めるだけ
「冷蔵庫を開ければヘルシーなものがある」状態を作ると、誘惑に負けにくくなります。
完璧を目指さない
「甘いものを食べてしまった…」「外食で揚げ物を食べた…」と落ち込む必要はありません。
大事なのは「全体のバランス」です。
- 1週間のうち8割がバランス良ければ十分
- 残り2割は好きなものを楽しむ「ご褒美デー」にしてOK
- 我慢しすぎるとストレスがたまり、暴食やリバウンドの原因に
ダイエットはマラソンのようなもの。「続けること」を優先しましょう。
続けるためには、「シンプル・手軽・楽しむ」 の3つがポイントです。完璧主義にならず、無理なく工夫を積み重ねることで、習慣化されてリバウンドしにくいダイエットが実現できます。
まとめ
ダイエットの食事は、「我慢」や「制限」ばかりでは長続きしません。
大切なのは 1日3食をバランスよく食べること です。
- 朝食 は「体を起こすエネルギー源」。しっかりタンパク質と炭水化物をとって、一日の代謝をスタートさせましょう。
- 昼食 は「活動のための栄養補給」。高タンパク+野菜+適度な炭水化物を意識し、脂質や糖質のとりすぎを防ぐのがポイントです。
- 夕食 は「体を休める準備」。炭水化物は控えめにし、消化に良いタンパク質や野菜を中心に軽めに整えましょう。
加えて、続けるためには シンプルに・無理なく・楽しみながら が大切です。
調理は簡単に、作り置きを活用し、完璧を目指さず8割を意識することで、ストレスなく習慣化できます。
外食や甘いものも、工夫しながら取り入れれば問題ありません。
つまり、ダイエットは「食べないこと」ではなく「選んで食べること」。
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▼この投稿の著者
■河端 飛思(カワバタ アスシ)
■富山県出身 23歳