筋トレ初心者が陥る5つの間違いと改善方法
NEWS
2025 / 11 / 11
何をしたらいいかわからない
トレーニングのやり方がわからない
皆さんこんにちは!!
今回は、筋トレ初心者が陥る【5つのポイント】を解説していきます!
「筋トレを始めたけど、なかなか成果が出ない…」
そんな声をよく耳にします。
実は、筋トレ初心者が成果を感じられない原因の多くは、**トレーニング内容よりも“やり方や考え方の間違い”**にあります。
今日は、パーソナルトレーナーとして多くの方を指導してきた経験から、初心者が陥りやすい5つの間違いを解説します。
これを知っておくだけで、最短で理想の体に近づけますよ。
1. 正しいフォームを意識していない
そもそもなぜフォームが大事なのか
筋トレを始めたばかりの方ほど、「重い重量を持ち上げること」をゴールにしてしまいがちです。
確かに重量を上げることは重要ですが、フォームが崩れてしまうと狙った筋肉に刺激が入らず、効果は半減します。さらに、腰や肩など関節を痛めるリスクも高まります。
筋トレの目的は、狙った筋肉を効率よく刺激し、成長を促すことです。
しかし、フォームが正しくないと負荷が目的の筋肉に乗らず、別の部位や関節に逃げてしまいます。
この状態が続くと、以下のような問題が起こります。
・鍛えたい筋肉が成長しない
・他の部位ばかりが疲れてしまう
・腰・膝・肩など関節の痛みやケガのリスクが高まる
・同じ時間トレーニングしても成果が薄い
改善方法
→重量を軽くする勇気を持つ
初心者は見栄よりフォーム優先。軽くしてでも正しい動きができるまで徹底しましょう。
→鏡・動画で客観視する
ジムでは鏡を使い、自宅ならスマホで横と正面から撮影。意外と自分の動きは思っているのと違います。
→狙う筋肉を意識する(マインドマッスルコネクション)
どこを鍛えているのかを意識して動かすことで、神経から筋肉への指令が強くなり、効果が倍増します。
→動作をゆっくり行う
特に「下ろす動作(ネガティブ動作)」を3〜4秒かけると、フォームの安定と筋肉の刺激が両立します。
→プロのチェックを受ける
短期間でもパーソナルトレーナーにフォームを見てもらうと、1人で何ヶ月も迷うより圧倒的に早く正解にたどり着けます。
つまり、フォーム改善は筋肉の成長だけでなく、日常生活の動作改善にも直結します。
2. 毎日筋トレしてしまう

なぜ“毎日筋トレ”は逆効果なのか
「頑張れば頑張るほど早く結果が出る」と考え、毎日同じ部位をトレーニングする方は多いです。
しかし筋肉は、トレーニング中ではなく休んでいるときに成長します。
トレーニングよって筋肉の繊維は微細な損傷を受けます。その後、休養と栄養によって修復・強化される過程を「超回復(スーパーコンペンセーション)」と呼びます。
この修復が終わる前に再び同じ部位を鍛えると、回復が追いつかず筋肉は疲労したまま。結果として、
・筋肉の成長が止まる
・トレーニングパフォーマンスが落ちる
・ケガのリスクが高まる
・モチベーションが下がる
といった悪循環に陥ります。
毎日筋トレしてもOKな場合
実は「毎日筋トレ」が必ずしも悪いわけではありません。以下の条件を守れば問題ないこともあります。
・鍛える部位を分ける(分割法)
→例:月曜=胸・火曜=背中・水曜=脚…
・強度を変える(高負荷の日と軽負荷の日を交互に)
・有酸素運動やストレッチなど、筋肉を酷使しない日を挟む
しかし、初心者はフォーム習得や基本の動きに集中すべき段階なので、最初から分割法で複雑にするより週2〜3回の全身トレーニングが成長も安全面も安定します。
回復に必要な日数の目安
部位や種目によって異なりますが、初心者のうちは同じ部位を鍛えたら48〜72時間(2〜3日)休むのが基本です。
・胸・背中・脚など大筋群 → 72時間
・肩・腕・腹筋など小筋群 → 48時間
例:月曜に胸トレをしたら、次に胸を鍛えるのは木曜以降が目安。
3. 食事を軽視している

なぜ食事が筋トレの成果を左右するのか
筋トレはあくまで「筋肉を破壊する行為」です。
破壊された筋繊維を修復し、より強く大きく作り変えるには栄養(特にタンパク質・エネルギー)が不可欠です。
もし食事が不十分だと…
・筋肉の修復材料が不足 → 筋肉量が減る
・エネルギー不足 → トレーニングのパフォーマンス低下
・疲労回復が遅れる → 継続が難しくなる
つまり、食事=筋肉の建築資材と作業員の両方です。トレーニングだけで成果を出そうとするのは、材料も職人もいないのに家を建てようとするようなものです。
初心者がやってしまう食事の勘違い
1.「筋肉はジムで作られる」と思い込んでいる
→ 実際は「筋肉はキッチンで作られる」が正解。
2.プロテインだけ飲めばOKと思っている
→ プロテインは“補助”であり、食事全体の質が優先。
3.食事制限ダイエットと筋トレを同時にやっている
→ カロリー不足で筋肉が分解され、体重は減っても締まりがない体になる。
4.タンパク質だけ意識して他の栄養素を軽視
→ 炭水化物不足は筋トレの燃料切れ、脂質不足はホルモンバランス崩壊につながる。
炭水化物を抜きすぎる危険性
最近は糖質制限が流行していますが、筋トレ初心者が極端に炭水化物を減らすと、
・筋トレ中にエネルギー切れで集中力が落ちる
・筋肉の分解(カタボリック)が進む
・回復が遅れる
特にトレーニング前後は適量の炭水化物(例:バナナ、オートミール、白米)を摂ることで筋肉合成がスムーズになります。
脂質も必要な理由
脂質はホルモン(特にテストステロン)を作る材料。極端に減らすと筋肉合成にブレーキがかかります。
良質な脂質の例:
・オリーブオイル
・ナッツ類
・アボカド
・青魚のDHA・EPA
今日からできる改善アクション
1.毎食20gのタンパク質を意識する
2.トレ前後は炭水化物を恐れず摂る
3.脂質は“質”を意識して減らしすぎない
4.プロテインは足りない分を補う目的で使う
5.水分をこまめに摂って代謝を促す(2L目安)
ぜひ、挑戦していきましょう!
4. 重量や回数を変えない

筋肉は同じ刺激に慣れてしまう性質があります。
同じ重量・同じ回数・同じメニューを何か月も続けていると、成長が止まります。
なぜ同じ負荷・回数だと筋肉が成長しないのか?
筋肉を成長させるには「適切な刺激」が必要です。
この刺激は単に重いウェイトを使うことだけではなく、筋肉にとって「いつもとは違う負荷や環境」を与えることが大切です。
筋肉は刺激に慣れる性質があり、同じ負荷・回数・動作を繰り返すと、筋肉は「これはもう簡単なことだ」と判断し、成長(筋肥大や筋力アップ)が止まってしまいます。
これを専門用語で“適応”または“慣れ”と言い、筋トレではこの壁を破ることが成果を伸ばすカギになります。
具体的な負荷・回数の変え方
1.回数を増やす
例えば8回×3セットが余裕になったら、9回、10回と回数を増やして負荷を高める。
2.重量を増やす
回数を8〜12回に保ちながら、重量を少しずつ増やす(例:0.5〜2kgずつ)。
3.セット数を増やす
3セット→4セットに増やすことで総負荷アップ。
4.テンポ(動作速度)を変える
ゆっくり下ろすネガティブ動作を3〜4秒にするなど、時間をかけて筋肉に負荷を与える。
5.休憩時間を短くする
セット間の休憩を30秒から20秒に減らして筋肉に負荷を与える。
6.種目のバリエーションを増やす
例えばベンチプレスだけでなく、ダンベルプレスやチェストフライを取り入れて刺激を変える。
失敗例と改善ポイント
失敗例①
「1ヶ月同じ重量と回数で続けたが筋肉が大きくならない」
→負荷が一定で刺激が足りず、筋肉が慣れてしまった。
改善策
・重量を少しずつ増やす
・週ごとに回数やセット数を微調整する
失敗例②
「重さを上げたらフォームが崩れてケガをした」
→無理に重量を増やしたため、フォームが崩れ筋肉に効かず怪我リスクが増大。
改善策
・フォームが崩れない範囲で重量を調整
・重量を増やす前にフォームをしっかり固める
5.目標や記録をつけていない
なんとなく筋トレしていると、成長が見えずモチベーションも下がります。
重量・回数・体重・体脂肪率などを記録し、小さな変化を可視化すると継続しやすくなります。
なぜ目標設定が大切なのか?
筋トレ初心者が「なかなか続かない」「効果を感じにくい」と感じる原因の多くは、具体的な目標がないことにあります。
・目標がないと「何のためにやっているのか」が曖昧になり、モチベーションが低下。
・成長の実感が薄く、達成感を得にくい。
・漠然とトレーニングを続けても、途中で挫折しやすい。
心理学でも「目標設定理論(Goal Setting Theory)」によって、具体的・明確な目標を持つことが成果を伸ばす大きな要因と証明されています。
筋トレの目標は“SMART”で設定しよう
目標を立てる時に役立つのがSMARTの法則です。
S:Specific(具体的)
例)「体重を減らす」ではなく「3ヶ月で体脂肪を5%減らす」
M:Measurable(測定可能)
数値や測定できる指標を入れる
A:Achievable(達成可能)
無理なく現実的な範囲で設定
R:Relevant(関連性)
自分の目的に合った目標にする
T:Time-bound(期限付き)
いつまでに達成するか明確に
記録をつけるメリット
1.成長が見える化される
体重、筋力(重量・回数)、見た目の写真など、数字や画像で変化を確認できる。
2.モチベーションが維持しやすい
昨日よりできたことがわかるとやる気がアップ。
3.課題が明確になる
停滞期や伸び悩みの原因を分析しやすい。
4.トレーニング内容の改善に役立つ
何が効果的かがデータでわかるので、無駄な努力を減らせる。
モチベーション維持のコツ
1.小さな成功体験を積み重ねる
重量や回数が少し増えたら自分を褒める。
2.仲間やSNSで成果をシェアする
励まし合うことで続けやすい。
3.目標を段階的に分ける
3ヶ月の大きな目標を週単位や月単位の小目標に分ける。
4.ご褒美を設定する
達成したら好きなことをするなど、楽しみを作る。
最後に
筋トレは「ただやればいい」わけではありません。正しい知識と計画的な努力が成果を左右します。
もし自己流で迷うことがあれば、パーソナルトレーナーの指導を受けるのも非常に効果的です。
今日からできることから始めて、理想の体づくりを楽しみながら継続しましょう。あなたの努力が確実に結果となって現れます。

BEYOND本厚木店は、本厚木駅から徒歩1分の位置にあるパーソナルジムです!
トレーニング1回あたりの料金も8,250円(税込)〜と、パーソナルジムの中では通いやすい金額となっております。
食事指導付きのコースでは、基本的に糖質制限をせずに食事指導をさせていただいております。
毎日LINEで質問をできたり、自分に合った食事内容をアドバイスしてもらえます!
パーソナルトレーニング指導はもちろんですが、食生活改善にも特化しています。
お問い合わせについては、こちらのLINEにて友達ID検索していただくと、無料カウンセリング、体験トレーニングのご予約ができます!
LINE@ID:@195spard
https://page.line.me/195spard
お問い合わせは、上記LINE@以外にもHPのお問い合わせフォームやお電話にて承っております。
皆様のお問い合わせをお待ちしております!
BEYOND 本厚木店
〒243-0018 神奈川県厚木市中町2-1-7 藍澤厚木ビル2F
本厚木駅徒歩1分
▼この投稿の著者

■富山県出身 23歳

